スーパー・ドラゴン
全日本プロレス、韓国遠征時のみ登場

 
韓国遠征の時のみ着けたマスク。          
この当時は小林邦明選手との覆面剥ぎ試合で敗れて
素顔でファイトしていた薗田さんだったのですが
韓国側のプロモーターの要請で一時的にマスクマンに復活。

残念ながら薗田さんは飛行機事故で亡くなってしまいました。
「薗田さんの出身地(宮崎県小林市)で幼稚園の頃 住んでたましたよ」
と話したのを憶えています。やさしい方でした。           

これが初めてデザインしたプロレスラーのマスクです
ボートピープル・ジョー
初期FMWに登場

 
モンキーマジック・ワキタ(スペル・デルフィン)の国内デビュー戦の相手。
正体は秋吉昭二(現在は新日本プロレスの邪道選手)

ターザン後藤選手がFMWのリングに海外から凱旋してきた時、
入場時にもこのマスクを着用。

その後 何故かミゼットレスラーがつけていました。



マスクを作った直後の写真(隣は外道選手)



ザ・スコルピオン
ジャパン女子プロレスに登場
 
しっかりとしたレスリングのできる素晴らしいレスラーでした。
マスクはメキシコの『クン・フ-』選手のように顔から下半分は
メッシュになっています。
このマスクはデザイン・製作と両方やりました。

ザ・スーター
誠心会館自主興行に登場
 
正体はユニバーサルプロレスでデビューする巌鉄魁(ディック東郷)。
東郷選手のプロレスデビュー戦になります。

こちらは自分が初めて作ったデザインして作ったマスク。
ボートピープル・ジョーで国内デビューする邪道選手に
譲ったマスクでしたがその時は使用せず、
後にユニバーサルプロレスの後輩だった東郷選手が使用。


ベトコン・エクスプレス1号、2号
ジャパンプロレス時代の馳、新倉選手がカルガリーで使用
 
馳選手が日本デビュー前の海外修行先、カルガリーにて
新倉選手と使用したものです。
赤と黒の二種類を納品しました。

実際に使用された時にはボア部分と耳はもぎ取られていました。
(タイガーっぽいデザインが気に入らなかったんでしょうか…)


ウルトラマン・ロビン
まだウルトラマン・ロビンと名乗る前のマスク
 
FMWにフリー参戦していた尾内淳選手がイギリス遠征時の
入場で被ったマスク。
まだウルトラマンロビンとは名乗っていませんでした。

デザインと製作をやりました。

目をウルトラセブンみたいな形にして
光るギミックを付けて欲しいとのことだったので
プラ板買ってきて油性マジックでオレンジに着色、
裏から豆電球付けて後頭部に電池ボックス。
マジックテープで留める形で口の部分はメッシュです。





二代目タイガーマスク(ビクトリー)
谷津選手との試合(1986.10.2)など数試合に使用
 
ランプの下に『Victory』のVの字をデザイン。
すぐに元のデザインに戻ってしまいました。
(元子さんから「Tシャツのデザインも変更しないとダメだから
勝手にデザイン変えるな」とクレーム来たため)
二代目タイガーマスク(ビクトリー牙付き)
二代目タイガーマスク(三沢光晴選手)が最後まで使用


 
素材は黄色のジャージでランプは緑ラメ。
この時はタイツの色も緑にしました。

ほぼビクトリーと同じデザインですが模様のパターンは新たに起こしました。
リング上で三沢選手が素顔になって会場に投げたのはこのマスクです。